推しへ

昔、ダルビッシュ擁するTOHOKU高校が、夏の甲子園で準優勝したころを思い出します。白川の関越えとはなりませんでしたが、当時2年生主体だったこのチームが、来年こそは優勝してくれると誰もが思ったはずです。

しかし、その後の選抜ではベスト8敗退、最後の夏の甲子園ではベスト16で敗退となりました。

当時のことは良く覚えています。負けたら終わりと分かっていたつもりでも、受け入れられない現実。この世の終わりのような気持ちでした。

 

でも、こんな気持ちなのに、夕方からスイミングに行かなきゃ行けないし、ニュースでは明日の天気が流れるし、もう少しで夏休みが明ける。どんなに悲しくても、世界は回り続けるんだ、ということを、そのとき初めて理解しました。

幼い私にとっては、とても残酷なことでした。

 

 

この世で当たり前のことは、地球が回り続けることだけです。

推しが元気でいることも、活躍することも、全部奇跡なんです。

 

 

こんなに悲しいのに世界が回っているよ

 

 

仕事だから笑うし怒る。でも全部偽物の自分みたい。ずっと頭が痛い